ペッスルの使い方を知りたい人必見!特徴や用途と共に解説


ペッスルとは、手動、もしくは専用のミキサーやホモジナイザーに取りつけて、物質をホモジナイズしたり分散化したりする器具です。少量の物質をホモジナイズしたいという場合、重宝します。たくさんの種類があるので、「ペッスルの使い方や種類を知りたい」という人もいるでしょう。

そこで今回は、ペッスルの使い方や特徴を紹介します。

  1. ペッスルの用途や特徴
  2. ペッスルの購入方法
  3. ペッスルに関するよくある質問

この記事を読めば、ペッスルによる均一化や分散が適しているものもよく分かるでしょう。これからペッスルを使う機会が増えるという人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.ペッスルの用途や特徴

はじめに、ペッスルの用途や特徴を紹介します。

1-1.ペッスルの用途

前述したようにペッスルは、物質をホモジナイズしたり分散化したりする際に用いる棒状の器具です。広義では乳棒もペッスルと言えます。ペッスルは、ごく少量の物質をホモジナイズしたり分散化したりするのに便利です。そのため、大学や企業の研究室や、メーカーの開発室などで主に用いられています。

ホモジナイズする物質は、細胞内のタンパク質やDNAなどが多いでしょう。一般的に、少量の細胞内からタンパク質やDNAを取りだし、分散化させるには、超音波ホモジナイザーや乳鉢と乳棒を使います。しかし、サンプリングチューブに収まるようなごく少量の物質を均一・分散化する場合は、ペッスルの方が便利です。

1-2.ペッスルの使い方

ペッスルは、サンプリングチューブのような小さな容器にホモジナイズしたいものを入れ、そこに差し込んで使います。ペッスルを手動で動かして物質をホモジナイズや分散化することもあれば、専用のミキサーにペッスルを装着して使うこともあるでしょう。専用のミキサーを使えば、より効率的に短時間でホモジナイズが行えます。また、物質によっては手動の方がうまくホモジナイズできるものもあれば、ミキサーを使ったほうがおすすめのものもあるので、用途別に使い分けてください。

1-3.ペッスルの種類

ペッスルは、サンプリングチューブに入れて使うものと、攪拌機(かくはんき:ミキサー)に接続して使うものがあります。乳鉢とセットで使うものは「乳棒」となり、別格扱いとなっているのが一般的です。

サンプリングチューブ用のペッスルは、0.5ml用、1.5ml用などと表記されて販売されているので、使用するサンプリングチューブに合わせて選びましょう。一方攪拌機にも接続して使えるものは、先端が樹脂でシャフト部がステンレス製のものなどがあります。

1-4.ペッスルを販売している場所

ペッスルは、実験室用備品として販売されており、インターネットショップでも購入できます。樹脂製のものは、5~10本セットで販売され、価格は1,000円前後です。また、シャフト部がステンレス製のものは、1万円前後となっています。ペッスルを取りつけられるミキサーも同時に販売されていることが多いので、必要ならば一緒に購入してください。なお、乳鉢と乳棒はセットで1,000~2,000円前後が一般的です。

2.ペッスルの購入方法

この項では、ペッスルの購入方法や業者の選び方を解説します。

2-1.ペッスルの購入方法

前述したように、ペッスルはネットショップでも購入できます。実験用品をまとめて購入しているネットショップがある場合は、そこを利用してもいいでしょう。また、ペッスルを使用している研究室や企業とおつき合いのある業者を利用する方法もあります。

2-2.業者の選び方

ペッスルには複数の種類があるので、用途によってペッスルを使い分けたい場合は、多くの種類を扱っている業者を選ぶのがおすすめです。また、ペッスルは定期購入もできるので、毎日ペッスルを使ってホモジナイズを行う場合などは、定期購入ができる業者を選ぶといいでしょう。

3.ペッスルに関するよくある質問

この項では、ペッスルに関するよくある質問を紹介します。

Q.ペッスルはくり返し使えるでしょうか?

A.ホモジナイズするものにもよります。たとえば、ほかのものと絶対混ぜてはいけないものをホモジナイズする場合、1度だけ使って処分することもあるでしょう。それ以外は、複数回くり返し使うのが一般的です。

Q.乳鉢と乳棒では、ごく少量の物質をホモジナイズすることはできませんか?

A.はい。0.5mlのサンプリングチューブに収まる物質なら、乳鉢と乳棒でホモジナイズするのは難しいでしょう。ペッスルの方が便利です。

Q.ペッスルは、手動でも使えますか?

A.もちろんです。でも、より効率よく行うにはミキサーを使いましょう。

Q.ペッスルは滅菌されていますか?

A.業者によって異なりますが、滅菌されていないものが大半です。滅菌処理は自分で行いましょう。

Q.ペッスルは、どの程度の量までならホモジナイズすることが可能ですか?

A.樹脂製のペッスルを使い、手動で行うならば1.5mlくらいまでと考えましょう。

まとめ

いかがでしたか? 今回は、ペッスルの使い方や用途について解説しました。サンプリングチューブ内に入れて使用できるため、「ごく少量の細胞のタンパク質やDNAをホモジナイズしたい」という場合に大変便利です。ホモジナイズや分散化する量によって、乳鉢や超音波ホモジナイザーと使い分けるといいでしょう。


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