液体の中には様々な物質が混ざっており、そのままにしておくと、分離した状態になってしまいます。そのような状態では製品として供給できませんが、ホモジナイザーで原料を均質化することで、品質が安定します。生産の効率化に欠かせないホモジナイザーは種類によって構造が変わってきます。
超音波式
液体中に超音波振動を与えることでキャビテーションを起こし粒子を微粒化すること。乳化能力は高いですが、処理量は少ない。
撹拌式
高速回転で撹拌して微粒化すること。比較的精度の必要ない加工に適しています。本格的な乳化の前の段階で使用されることが多い装置。
高圧式
圧力をかけて微粒化すること。他の装置にくらべて、処理量も多く、微細化が可能。
高圧式にもノズル式とバルブ式があります。
当社のホモジナイザーは高圧式のバルブ式になります。
ノズル式
高圧下で粒子を細孔(以下ノズル)に通過させることにより微粒化する方法をいいます。ノズルがつまってしまうというデメリットがあります。
バルブ式
高圧力をかけて、ホモバルブを通過させることで、液体中の粒子を微細化します。当社の製品はバルブ式です。当社のホモバルブはつまる可能性のある高粘度製品の処理も可能です。