高圧式ホモジナイザーの導入を考えている方必見! 種類や方法とは?


ホモジナイザーは、牛乳・チーズなどの乳製品を乳化・均質化する機器です。均質かつ安定したものを生み出すためには必要不可欠な機器でもあります。ホモジナイザーの種類は攪拌(かくはん)式・超音波式などさまざまな種類がありますが、原料を高圧にして均質化するのが“高圧式ホモジナイザー”です。安定した製品を生産するために、導入を考えている方も多いでしょう。しかし、高圧式ホモジナイザーの基礎知識や導入ポイントを押さえておかなければ、失敗することになります。そこで、本記事では、高圧式ホモジナイザーの基礎知識・使い方・導入に必要な知識などについて詳しく見ていきましょう。

  1. 高圧式ホモジナイザーの基礎知識
  2. 高圧式ホモジナイザーの使い方
  3. 高圧式ホモジナイザーの導入について
  4. 高圧式ホモジナイザーにかんしてよくある質問

この記事を読むことで、目的に合った高圧式ホモジナイザーを導入するために必要な情報を知ることができます。導入を考えている方はぜひ参考にしてください。

1.高圧式ホモジナイザーの基礎知識

高圧式ホモジナイザーは、乳・ジュースなどの食品を均質化する装置です。目的に合ったものを導入するためにも、原理や使用目的・分野、主な製品、価格、特徴などについて説明します。

1-1.原理

基本的に、高圧式ホモジナイザーは液体に高圧力をかけて均質化するものです。高圧力をかけた液体はホモバルブを通過して、液体中の粒子を小さく均一化します。ホモバルブは均質バルブともいわれており、高圧・低速で流しこんだ液体を強く圧縮しているのです。そして、狭いすき間から放出された液体は、インパクトリングという部位に衝突して、さらに液体中の粒子が粉砕します。よって、より均質化した液体になるというわけです。

1-2.使用目的・使用される分野

ホモジナイザーの使用目的は、液体中にある粒子を均一にすることです。液体の中にはたくさんの物質が入り混じっており、中には液体に溶けない物質もあります。そのままでは、浮遊や沈殿を起こして品質の高い製品を作ることはできません。安定した製品を生み出すためにも、高い圧力をかけて均一にする装置が必要です。使用される分野は主に、食品・化学・医薬品・化粧品分野となります。特に、食品分野でよく使われているものです。チーズや牛乳などの乳製品は、すぐに浮遊・沈殿を起こすので均質・乳化を維持しなければなりません。

1-3.主な製品・種類

高圧式ホモジナイザーは、ノズル式とバルブ式の2種類があります。ノズル式は、高圧下で粒子をノズルに通過させる方法で、粒子を細かく粉砕できる方式です。しかし、ノズルがつまってしまうというデメリットもあります。バルブ式は、高圧力をかけた液体をホモバルブに通し、液体中の粒子を微細化する方式です。高粘度製品の処理に向いています。

1-4.価格について

ホモジナイザーといってもサイズや機能などさまざまな種類があります。高圧式ホモジナイザーは高性能という特徴を持っているため、ほかの種類よりも比較的高めです。企業・工場で使われるタイプは、およそ100万円以上するでしょう。中には、数千万円までおよぶ装置もあります。高性能かつ大きなサイズほど、高価格になるのです。使用目的や性能などを踏まえながら、価格もチェックしておきましょう。

1-5.特徴

高圧式ホモジナイザーの特徴は、何といっても“液体に高圧力をかけること”です。高い圧力をかけることで、液体の中に混ざっている物質を均質化できます。ホモジナイザーは流量・加圧方式・動力・圧力の違いで仕上がりも変わるものです。高圧式ホモジナイザーは、ほかの方式よりも安定性・機能性を向上させることができます。

1-6.ほかの方式との違い

高圧式ホモジナイザーの特徴をより具体的に知るためにも、ほかの方式について説明します。ほかに挙げられる種類は、超音波式と攪拌(かくはん)式です。

  • 超音波式ホモジナイザー:液体に超音波振動を与える。超音波振動によって生まれた真空の泡が液体で弾け、その大きな衝撃によって、液体の粒子を粉砕する仕組み
  • 攪拌(かくはん)式:回転する羽根を高速で動かし、粒子を細粒化する。強い撹拌(かくはん)作用を利用した方法

1-7.メリット・デメリット

高圧で液体中の物質を均一させるホモジナイザーは、安定かつ質の高い製品を生み出すことができます。たとえば、牛乳を高圧式ホモジナイザーで乳化させると、栄養分を効率よく配合でき、消化吸収の向上につながるのです。また、肌の奥の組織に届けたい化粧品の場合、浸透性・持続性が高まります。デメリットを挙げるのならば、定期的なメンテナンスが必要な点でしょう。高圧式ホモジナイザーの機能を維持するためにも、メンテナンスは必要不可欠です。

2.高圧式ホモジナイザーの使い方

高圧式ホモジナイザーを導入しても、正しい使い方や注意点を把握しておかなければ活用できません。また、間違った使い方は壊れる原因にもなります。事前に、正しい使用方法・注意点・メンテナンスについて把握しておきましょう。

2-1.使用方法

高圧式ホモジナイザーの使い方はとても簡単です。処理前の液体を投入口に入れます。後は、スイッチをオンにするだけで液体に圧力がかかり、液体中の物質が均一にされる仕組みです。ただし、メーカーや種類によって使用方法が異なる可能性があります。購入前に、使用方法をしっかり確認しておきましょう。メーカーの製品カタログなどにも基本的な使い方が記載されているのでチェックしてみてください。

2-2.使用上の注意

分散・粒子径の制御は、高圧式ホモジナイザーの処理圧力に大きく依存しています。攪拌(かくはん)式よりも強いパワーがあるため、分子が鎖のように絡み合ってしまうのです。非常に強い絡み具合は、粘度性の高いものになり、品質に悪影響をおよぼしかねません。液体の組織をきちんと検討してから、高圧式ホモジナイザーを使う必要があります。

2-3.メンテナンスについて

長く使い続けるためには、定期的なメンテナンスを行っていかなければなりません。日々のお手入れは自分たちでできることですが、メンテナンスは業者に依頼したほうがいいでしょう。正常に稼働しているかどうか、部品が劣化していないかなど、業者スタッフが丁寧にチェックします。アフターメンテナンスを行っている業者を選択することが大切です。

2-4.そのほか注意点

正しい使い方をするためには、使用目的に合った高圧式ホモジナイザーを選ぶことが前提です。何のために使いたいのか、改めて考えてみてください。食品製造・化粧品・医薬品・研究など、さまざまな分野で使われている装置です。乳化・均質化したい液体や組織を踏まえたうえで、高圧式ホモジナイザーを選びましょう。

3.高圧式ホモジナイザーの導入について

それでは、高圧式ホモジナイザーの導入方法・業者選びのポイント・省エネや小メンテナンス・アフターフォローについて詳しく説明します。導入をする前にぜひチェックしてください。

3-1.導入方法

高圧式ホモジナイザーを導入する際、新品・中古品・レンタルの3つの方法があります。それぞれの方法メリット・デメリットについて見ていきましょう。

3-1-1.新品

購入費用に余裕がある場合、新品の購入を考えるでしょう。新品は中古品よりも価格が高めですが、新しい状態のまま使うことができます。不具合や故障の心配がありません。また、使用目的に合ったものをすぐに導入できます。中古品は目的の商品がない場合もあるため、どうしても時間がかかってしまうのです。

3-1-2.中古品

できるだけ、安い費用で導入したい方は中古品がおすすめです。中古品は一度使用したもので、古いものから新しいものまで幅広い商品がそろっているところもあります。中古の高圧式ホモジナイザーを扱っている業者によって、商品の種類が異なるでしょう。新品よりも安い費用で導入できるメリットはありますが、故障の可能性が高いものを選んでしまうこともあります。導入後、すぐに壊れて動かなくなったというトラブルも起きているのです。不良品を選ばないためにも、慎重に検討しなければなりません。

3-1-3.レンタル

決められた期間で使用するだけの場合、レンタルを利用してみてはいかがでしょうか。業者やメーカーの中には、高圧式ホモジナイザーのレンタルを行っているところもあります。レンタルのメリットは、安い費用で利用できる点です。ただし、レンタル期間が長くなるほど料金も高くなってしまいます。レンタルの期間や種類を踏まえたうえで、見積もりを出してもらいましょう。そして、新品・中古品の価格と比較してみてください。

3-2.業者選びのポイント

高圧式ホモジナイザーの業者を選ぶ場合は、以下のポイントに注目してみてください。

  • 高圧式ホモジナイザーの販売に力を入れている
  • ホモジナイザーの取り扱い種類が豊富
  • 丁寧かつスピーディーな対応
  • 無料で技術相談を受けつけている
  • テスト機の貸し出しを行っている
  • 保証・アフターフォローが充実している

使用目的に合った種類を導入するためにも、高圧式ホモジナイザーの専門知識を持ったスタッフがいるかどうかを確認してください。専門知識を持っているスタッフがいれば、適切な種類を一緒に選んでくれます。また、技術相談をしているかどうかも要チェックです。導入後でも、さまざまな疑問点や悩みの相談にのってくれます。高圧式ホモジナイザーの専門メーカー「三丸機械工業」では、無料技術相談を受けつけているのでご安心ください。

3-3.省エネ・小メンテナンス

高圧式ホモジナイザーを使うためには、エネルギーが必要です。エネルギー消費量が多いほど電気代もかかってしまいます。設備運転のコストが高くなれば、工場全体の運営も厳しくなるでしょう。利益率の向上を目指すためにも、省エネ仕様の機材を選択してください。また、メンテナンスのしやすさも要チェックです。メンテナンスが難しい仕様は、使いにくくなってしまいます。

3-4.アフターフォロー

アフターフォローが充実している業者は、トラブル時でもすぐに駆けつけ、対処してくれます。導入後、正常に稼働しなくなった場合、修理に時間がかかると会社の利益に悪影響をおよぼすでしょう。万が一のためにも、24時間365日対応してくれる業者で購入してください。アフターフォローが充実しているか、内容もしっかり確認しておきましょう。

4.高圧式ホモジナイザーにかんしてよくある質問

高圧式ホモジナイザーにかんしてよくある質問を5つピックアップしてみました。

4-1.耐用年数はどのくらいか?

高圧式ホモジナイザーの耐用年数は、およそ30年~40年です。正しく使い、定期的にメンテナンスを行っていけば、40年以上使い続けられる可能性もあります。逆に、正しく使わない・メンテナンスをしない場合は故障や使用不能になる時期が早まってしまうでしょう。

4-2.日々のお手入れ方法とは?

使用後はキレイにお手入れをしてください。ホコリや汚れは寿命を短くする原因の1つです。また、高圧式ホモジナイザーの周囲も清潔を保ちましょう。ホモジナイザーの投入口から異物が入る可能性があります。

4-3.導入前に使うことはできるのか?

テスト機の貸し出しを行っている業者は可能です。「三丸機械工業」では、テスト機貸し出しをホームページのフォーム、または電話にて受けつけています。導入前に、ぜひお試しください。

4-4.高圧式ホモジナイザーを選ぶポイントとは?

高圧式ホモジナイザーは食品工場・化粧品工場でよく使われています。大量の液体を処理したいときに高圧式がおすすめです。機種などの選択で迷ったときは、専門知識を持っている業者スタッフに相談してみてください。

4-5.業者との間でよくあるトラブルとは?

「導入後に追加料金を請求された」「見積もりとは違う費用になった」「すぐに壊れた」というトラブルが起きています。トラブルを未然に防ぐためには、複数の業者の比較が大切です。見積もりやサービス内容・業者スタッフの対応などを比較して、安心して依頼できる業者を選びましょう。

まとめ

いかがでしたか? 高圧式ホモジナイザーは液体に高い圧力をかけて、液体の中にある物質を均一にするための機器です。食品・化粧品・化学薬品・医療・研究分野と幅広い場所で使用されています。超音波式や攪拌(かくはん)式よりも、効率よく均質化できることが特徴です。高圧式ホモジナイザーを導入する際は、使用目的を明確にしたうえで適切な種類を選びましょう。優良業者は無料で技術相談を受けつけており、高圧式ホモジナイザーに詳しい知識を持っています。また、高圧式ホモジナイザーの選び方についてもアドバイスをしてくれるでしょう。事前に、導入のポイントを押さえておけば、目的に合った種類がスムーズに購入できます。


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