医薬品製造機械の種類や導入するポイントは? 一挙ご紹介します。


日本に流通している医薬品のほとんどが、工場で機械を使って製造されています。医薬品は様々な種類がありますが、製造する機械も同じようにたくさんの種類があるのです。また、導入方法も特定の機械だけを入れる、製造ラインを丸ごと入れるなど複数のやり方があります。ですから、新しい機械を導入したいという場合は、メーカーや導入方法などをよく考えてから決めましょう。

そこで今回は、医薬品を製造する機械の種類や導入する方法などをご紹介します。

  1. 医薬品を製造する機械について
  2. 医薬品を製造する機械を導入する際の注目ポイント
  3. 医薬品を製造する機械についてのよくある質問

機械についての知識が増えれば選択肢の幅も広がります。医薬品を製造する機械の導入を考えているという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

1.医薬品を製造する機械について

はじめに、医薬品を製造する機械の種類やメーカーについてご紹介します。どのような機械があるのでしょうか?

1-1.医薬品を製造する機械の種類とは

1-1-1.医薬品そのものを製造する機械

ホモジナイザーやミキサーといった、複数の材料を混ぜ合わせて医薬品そのものを製造する機械です。食品を製造する機械と共通するものも多いのですが、医薬品は食品よりも高品質な仕上がりが望まれるため、機械も高性能になっています。

1-1-2.医薬品をパッケージする機械

できあがった医薬品は、専用の容器にパッケージする必要があります。手作業で行っている工場もありますが、清潔さを考えて一連の工程をすべて自動で行う機械も豊富です。

1-1-3.製造ライン

医薬品の製造からパッケージまでを一つの工程とし、異なる機械を組み合わせたものです。これを導入すれば、全自動で製造からパッケージまで行えるものもあります。高価で導入工事も大がかりなものになるため、新工場の設立や建て替えのタイミングで導入されることも多いでしょう。

1-2.医薬品を製造する機械を作っているメーカーとは

医薬品の製造する機械を作っているメーカーは、国内にたくさんあります。製造ラインをの製造をメインにしているところ、個々の製造機械をメインにしているところなど、メーカーによって特徴がありますので、サイトを確認してみると分かりやすいでしょう。化粧品や食品を作る機械と一緒に医薬品を製造する機械を作っているところもあります。

1-3.最新の機械と旧式の機械との違い

医薬品を製造する機械は、性能がよい分効果です。ですから、数十年同じ機械を使い続けている工場も多いと思います。医薬品に限らず、ものを製造する機械は、年々省エネ化が進んでいるのです。最新式の機械を導入したら電気代が一気に下がったという例も珍しくありません。また、近年は大きな地震も増えていますので、耐震化も進んでいます。

製造機械の入れ替えのタイミングは中々難しいものですが、省エネや耐震化も決断の一つとなるでしょう、

2.医薬品を製造する機械を導入する際の注目ポイント

この項では、医薬品を製造する機械を導入する際の注目ポイントをご紹介します。どこに目をつければ、満足する機械を導入できるのでしょうか?

2-1.耐用年数

前述したように医薬品を製造する機械は、とても高価です。ですから、耐用年数の長いものの方がよいでしょう。コンピューターを組みこんで精密で複雑な動きができる機械ほど耐用年数が短い傾向にありますが、メンテナンスをこまめにしていれば長持ちします。ですから、業者のアフターフォローが手厚いかどうかも決め手の一つとなるでしょう。

2-2.洗浄のしやすさ

医薬品の製造には食品を製造する以上の清潔さが求められます。工場自体の清潔さはもちろんのこと、毎日機械を洗浄するという所も珍しくありません。ですから、洗浄しやすい機械の方が、使いやすいでしょう。特に、軟膏を作る場合はベタベタしていますから、分解して洗浄できる機械がおすすめです。

2-3.価格と作業の効率性とのバランス

製造ラインを丸ごと導入するよりも、特定の工程だけを行う機械の方が安価です。しかし、製造ラインを丸ごと導入した方が製造作業が効率が上がるというメリットもあります。一方、作業工程ごとに別の機械を導入すれば、個々の機械ごとに調整や取り換えができるというメリットがあるのです。両方のメリット・デメリットをよく考えて導入する機械の種類を選んでください。

2-4.設備投資の重要性について

景気が上向いてきたとはいえ、まだまだ利益が少なくコスト削減に取り組んでいる企業も多いことでしょう。設備投資もできるだけ低コストでと考えているかもしれません。しかし、設備投資にはある程度お金をかけないと、後で余計なメンテナンス費用がかかったりすることもあります。設備投資は10年後を見据えてある程度のお金をかけた方がよいでしょう。

2-5.メーカーの選び方

同じような製品を扱っているメーカーが複数ある場合、メーカーの選択肢に迷うこともあるでしょう。一度そのメーカーから商品を購入すると、メンテナンスなどで長いお付き合いになります。ですから、アフターフォローの手厚さはもちろんのこと、コミュニケーションを取りやすい業者を選びましょう。営業マンとの相性も大事です。

2-6.中古品を選ぶという選択肢

医薬品を製造する機械類は、中古品も出回っています。医薬品を製造する機械はメンテナンスもこまめに行われているので、中古品でも状態がよいものがたくさんあるのです。また、旧式の機械が新品に近い状態で出回ることもあります。新しい機械を導入したいけれど予算が心もとないという場合は、中古市場も視野に入れてみましょう。

また、現在使っている機械を下取りしてくれる業者もあるので、まだまだ十分に使える機械を入れ替える場合は、下取りの査定を依頼してもよいですね。

3.医薬品を製造する機械についてのよくある質問

Q.製品を実際に見たい場合はどうしたらよいでしょうか?
A 産業博覧会などのイベントでは、機械の展示やデモンストレーションなどが行われることがあります。そのようなイベントに参加してみてください。

Q.アフターフォローはどこまでやってもらえるのでしょうか?
A メーカーによって異なりますので、疑問点は営業マンにどんどん質問してください。

Q.全く新しい機械の導入を考えていますが、使い方などはレクチャーしてくれるのでしょうか?
A はい、レクチャーしてもらえます。

Q.製造後何年目くらいまでの製品なら市場価値があるのでしょうか?
A 製品によって異なります。耐用年数が十数年ある機械の場合は、10年以上前に製造されたものでもよい値段がつくケースもあるでしょう。また、部品の需要もありますので、古い製品でも値段がつくこともあります。

Q.製造ラインを丸ごと導入したいのですが、工場を建て替えなくてもできるのでしょうか?
A.メーカーと相談してみてください。導入方法はいろいろありますので、よい案があるはずです。

4.おわりに

いかがでしたか? 今回は医薬品を製造する機械の種類や導入する方法などをご紹介しました。新しい機械の導入や買い替えはお金がかかりますが、設備投資は重要です。10年・20年後を見据えて計画をたてましょう。また、機械が壊れてから導入を考えたのでは遅いですので、ある程度使用年数がたった機械は、早めに買い替えを検討した方がよいですね。


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